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 東京都中央区の築地場外市場で起きた火災で、火元が老舗ラーメン店の厨房(ちゅうぼう)内だった可能性が高いと警視庁築地署が明らかにした。

 署は4日朝から現場の実況見分を始め、火元や出火原因を調べていた。署によると、店内の厨房の焼け方が最も激しかった。燃焼状況や従業員の説明などから、出火原因は、スープを作る寸胴(ずんどう)鍋を加熱するコンロから、近くの壁に熱が伝わってこもり、突然発火する「伝導過熱」によるものだったとみられるという。

 同店では3日午後、閉店後に従業員らが厨房でスープの仕込みをし、午後4時ごろまでには退店していた。従業員らは「火が消えていたことは確認した」と説明しているという。

 築地場外市場の火災は3日午後4時50分ごろに出火。計7棟計935平方メートルが焼失し、約15時間後に鎮火した。