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(5日、世界陸上・男子100メートル決勝)

 奇跡は起きなかった。

 厚手のジャンパーをはおる人もいた寒空の下の男子100メートル決勝。スタートの反応が8人中7番目と出遅れた4レーンのボルトは、抜群の飛び出しを見せた一つ外側のコールマンを必死に追った。大きなストライドで1人、2人と交わす。場内のどよめきが増した。

 8レーンから来たガトリン、コールマンと混戦のフィニッシュ。しかし、映像判定の結果、勝ったのはガトリン。9秒58の世界記録を持つボルトは現役最後の100メートルで9秒95、3位に敗れた。「死力を尽くして走ったが、これが現実。引き際ということさ」。

 2009年に世界記録マークした30歳の肉体は、限界にきていた。腰痛や足の故障で体は悲鳴を上げ、大好きな200メートルへの出場は「とても走れる体じゃない」と回避。100メートルも最近のレース内容は全盛期からはほど遠く、「最悪。こんなにまとめられなかった大会は初めて」と嘆いた。

 ボルトの有終の美を期待した場…

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