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 遺品整理業者の「友心」(大野城市)が、生前に身の回り品を片付ける「生前整理」の作業を1件するごとに、売り上げの1%を赤い羽根共同募金と社会福祉協議会に寄付することにした。8日、県共同募金会春日市支会、春日市社協と覚書を交わした。

 生前整理の料金は品物数で違うが、友心では2トントラック1台と作業員2人の作業で3万円。この場合、300円が寄付に回る。

 友心の岩橋ひろし社長(41)は、遺品整理の現場で、大量の遺品を前にした遺族の負担の大きさを痛感してきた。「生前整理についてもっと知ってほしい。整理を通じて、家族との会話や、思い出の共有につながってくれればうれしい」と話している。

 また、友心では生前整理の後、まだ使える電化製品などは依頼先の許可を得た上で、生活に困窮する人たちに寄贈している。(山下知子)