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 国会議員が妊娠を報告したことに対し、「職務放棄だ」といった批判が寄せられた。女性の政治への進出が著しく遅れている日本。多様な視点を生かすためには、制度を整える必要があるという指摘もある。

 議論の発端は、鈴木貴子衆院議員(31)=無所属、比例北海道ブロック=の7月14日のブログだった。9月の出産予定のほか、切迫早産と診断されて安静にしていることを明らかにしたら「任期中の妊娠はいかがなものか」「辞職すべきだ」などの声が届いたと公表。鈴木氏は「国民の代表としての責任、公人としての立場もあります。しかしながら、女性が妊娠することがそれらを放棄しているという考えには、私は承服しかねます」とつづった。

 取材に応じるのは難しい鈴木氏に代わり、父の鈴木宗男・新党大地代表は「いろんな意見があると思うが、今はパソコンや携帯電話で要望対応や情報発信するなど、議員としての役割は果たせる」と話す。自身は「24時間政治家で、家庭のことは妻任せ。父親としては失格だった」と振り返るが、「男女共同参画の時代、子育てと両立する政治家の道を模索してほしい」と語った。

 7月の東京都議選では、妊娠中だった都民ファーストの会の後藤奈美氏(31)が当選した。11月に出産予定で、直後の12月定例会に出られない可能性もある。都議選後、初の都議会となった8日の臨時会には出席した。

 公認前の3月に妊娠がわかり、党に相談すると「女性がそういった形で社会進出するのは喜ばしい」と後押しされた。選挙期間中は休憩や仮眠を採り入れ、体調に配慮。有権者からは「頑張れ」という声が多かったが、ネット上には「おなかの子に対しても、仕事に対しても無責任」などと批判の声もあった。

 出産後、いつ復帰するかで思い…

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