土地相続、登記されず塩漬け 相続人特定に膨大なコスト

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大津智義
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 名義人の死亡後も相続登記されないなどして、所有者が不明になる土地が広がっている。有識者でつくる所有者不明土地問題研究会(座長・増田寛也総務相)の推計では、所有者が分からなくなっている可能性がある土地の総面積は、九州よりも広い約410万ヘクタールに達する。

 不動産登記は義務ではないため、相続登記されずに何十年も放置されると、子から孫、ひ孫の代へと相続権を持つ人がどんどん増え、売買などが事実上できない「塩漬け」の状態になりやすい。

 資産価値の高い都市部でも所有者が分からない土地が生まれるのはこのためだ。一方、地方や都市郊外では、人口減少に伴う不動産価値の低下で、お金を払ってまで相続登記する動機はなくなりつつある。

 行政がこうした土地で相続人…

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