【動画】ボブスレーで平昌五輪を狙う佐々木達也選手=笠井正基撮影
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 元消防士の佐々木達也(24)がボブスレー男子で来年2月の平昌(ピョンチャン)五輪出場を目指している。きっかけは、3年前の広島土砂災害での救助活動だった。

 災害は消防士3年目の2014年8月20日に発生し、77人が犠牲になった。当時、現場近くの広島市消防局安佐南消防署に所属。土石流にのみ込まれた行方不明者を捜したが、押しつぶされた家の残骸を前に何度も無力感を味わったという。がれきの中にあったアルバムに、亡くなった女性のウェディングドレス姿の写真も見た。「みんな、やりたいことがあったはず」

 佐々木は高校まで陸上選手だった。広島・沼田高3年から本格的に取り組んだ8種競技で当時の中国大会記録を塗り替えながら、全国高校総体では惨敗。卒業後、消防士の道を迷わず選んだつもりだった。

 だが、災害をきっかけに思いが揺らいだ。「競技生活に未練があったのでは」。多くのプロ野球選手が通う広島市内のジムで彼らより筋力が強いとわかり、パワーと走力を生かせるボブスレーに目をつけた。トライアウトを受け、14年冬の全日本選手権で優勝。「これならやれる」と、翌春に消防士をやめた。

 生活費を節約するため市内の実…

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