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 海を望む大槌町吉里々々の丘に立つ「風の電話ボックス」。震災の被災者らが、線のつながっていない黒電話を通じて会えなくなった人たちと心を通わせる場として今も全国から訪れる人が絶えない。制作者でガーデンプランナーの佐々木格(いたる)さん(72)が、電話を庭に置いた経緯や思いをつづった「風の電話―大震災から6年、風の電話を通して見えること―」(風間書房)が15日、出版された。

 風の電話は、佐々木さんのいとこの武川博久さんが震災の2年前にがんで亡くなった後、思いを伝えられるようにと造り始め、震災直後に完成した。

 あなたは誰と話しますか

 風の電話は心でします

 風を聞いたなら想(おも)い伝えて下さい

 想いはきっと伝わるでしょう

 電話ボックスの中に掲げたこの詩は、佐々木さんが作り、病床の武川さんに書いてもらった。震災犠牲者の遺族らが会えなくなった人に思いを伝えようと訪れ、訪問者は6年間で2万5千人を超えている。

 佐々木さんは釜石市生まれ。会…

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