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 「三人いっしょ」。広島県三次市の湯浅吉彦さん(64)の自宅裏に、こう彫られたお墓が完成した。中に眠るのは、2014年8月20日に起きた広島土砂災害で犠牲になった息子の康弘さん(当時29)とみなみさん(同28)夫妻、そしておなかの中にいた赤ちゃん。3年の月日を経て、分骨されていた遺骨がようやく一つになった。

 康弘さん夫妻は災害の3週間前、転勤で東京から広島市安佐南区八木3丁目のアパート「ルナハイツ」に引っ越してきたばかりだった。部屋は2階建ての1階にあったが建物は流されて跡形もなくなり、夫妻の遺体は6日後に見つかった。みなみさんは妊娠7カ月で男の子を身ごもっていた。

 3人が亡くなった後、両家で話し合い、「存在をそばで感じていたい」という理由から、香川県にあるみなみさんの実家と康弘さんの両親の元に分骨した。康弘さんの母玲子さん(59)は「息子たちが遠くへ行ってしまうような気がして」と仏間に遺骨を安置した。

 部屋には康弘さんが生前使って…

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