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朝日地球会議2017〈10月1日14:45~〉

 温暖化が進めば地球の未来はどうなってしまうのか――。なぞを解くカギは極地にある。

 南極大陸や北極・グリーンランドを覆う氷は、雪が降り積もってできた。大気や海からの塩分、陸からの土壌や火山灰、花粉……様々な物質が閉じ込められていて、解析すれば、当時の環境や気候を探ることができるタイムカプセルだ。

 極寒の南極大陸内陸で深さ約3千メートル掘ると、氷は70万~80万年前に達し、温暖な間氷期と氷期が10万年周期で繰り返されたことがわかる。グリーンランドは約13万年前だが、気候や環境の細かい変動をつかめる。

 南北両極で活躍する国立極地研究所の東久美子教授は今夏、グリーンランド氷床掘削の現場に立った。各国の研究者らとともに、氷の融解や海への流出が加速するなぞ、温暖化が進んだ地球の姿に迫る、世界初の挑戦が始まった。(中山由美

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