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 国の特別天然記念物・ニホンライチョウの人工繁殖に取り組む那須町の那須どうぶつ王国では、近縁亜種のスバールバルライチョウのひな11羽を一般公開している。

 同園では2015年から、繁殖が難しいライチョウの飼育技術を確立するため取り組みを開始。今年は7月8日から同30日にかけて孵化(ふか)したひな11羽が順調に生育している。

 ひなは「保全の森」のスペースで展示。エサをついばんだり、走り回ったり元気な様子が間近で見られる。成鳥はメス4羽、オス2羽を飼育している。ニホンライチョウのひな1羽は孵化から3週間たっているが、一般公開は行わないため、スバールバルライチョウを見学して楽しんでもらいたいという。

 また、がま口のようなくちばしが特徴で、愛嬌(あいきょう)のある表情に見えるオーストラリアガマグチヨタカのオスとメスの2羽も「熱帯の森」で初展示を始めた。(矢鳴雄介)