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 大阪府八尾市立中学の水泳部で飛び込み練習中、首などを強打し重い障害が残ったとして、当時3年だった男性(17)が八尾市に1億5569万円の損害賠償を求めた訴訟が、大阪地裁で和解した。市側が8500万円を支払う。9日付。

 訴訟記録によると、男性は2014年8月、部活動中に校内のプールでビート板10枚を重ねた上から飛び込み、プールの底に後頭部や首を強打した。大会を控え、会場のプールに近い状況で練習しようとしたという。胸から下が動かせなくなり、搬送先の病院で頸椎(けいつい)骨折などと診断され、身体障害者手帳1級の認定を受けた。

 当時、顧問教諭はプールにいたが、飛び込みの瞬間は見ていなかったといい、男性側は、顧問が安全に配慮する義務を怠ったと主張していた。

 八尾市は取材に対し「事故後、再発防止に努めてきた。今後も安全確保を徹底していきたい」としている。