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 九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市と東峰(とうほう)村で18日、被災者向けの仮設住宅への入居が始まった。日程の都合で19日以降になる世帯が多く、数日中に朝倉市で40世帯89人、東峰村で17世帯39人が入居する予定。

 朝倉市杷木林田の杷木小体育館では午前10時から電気やガス、水道などの説明があり、鍵が引き渡された。

 杷木志波地区の自宅が全壊した坂本貫二さん(80)と妻のイツ子さん(78、右から3人目)はさっそく仮設住宅を訪れた。佐賀県から訪れた娘と孫と一緒に室内に入り、「新しい家でやっと落ち着ける」と話した。

 家賃は無料だが、光熱水費は入居者が負担する。各世帯には企業などから洗濯機や食器などが贈られた。

 説明会の冒頭では、森田俊介市長が「一歩前に踏み出したが、まだ先がある。みなさんの思い、考え方を遠慮なく伝えてほしい」とあいさつした。(渡辺松雄)