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 1日券で入場すればもう1枚、1日券を差し上げます――。名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」が19日から異例のキャンペーンを展開する。リピーターを増やす狙いだが、ブランド力の低下を懸念する声もある。

 運営会社が18日発表した内容によると、8月19日から9月11日までに1日券で入場すると、9月14日から12月31日に使える「引換券」を渡される。その期間に、当初使った1日券と引換券を持って再訪すると、当日用の1日券を無料でもらえる。対象外の日もある。9月にイベントを始めるハロウィーンや年末のクリスマスを意識した戦略だ。

 入場当日か前日に購入したレゴランドの1日券は、大人(13歳以上)が6900円、子ども(3~12歳)が5300円。割高と批判されており、レゴランドは4月の開業以来、値引き策を次々と打ち出した。だが「1回来れば次は無料」は踏み込んだ形で、国内主要テーマパークでも珍しい。

 余暇産業研究所の井手信雄氏は「値引きは以前訪れた客が損をしたと感じるおそれがあり、経営者は慎重にすべきだ。一時的に客が増えるかもしれないが、ブランドを毀損(きそん)するデメリットもある。園の良さを時間をかけて説明し、客に納得してもらう努力を忘れてはいけない」と指摘する。(竹山栄太郎)

レゴランドが打ち出した主な値引き策

・5月25日 家族向け(3~4人)の1日券を販売開始。最大25%引きに(今年末まで)

・7月29日 年間パスポート所有者の同行者2人までの入場料を3割引きに(終了)

・8月9日 年間パスポート所有者の同行者2人までの入場を無料に(8月末まで)

・8月19日 1日券の入場客にもう1枚、1日券を贈呈するキャンペーンを開始(9月11日まで)

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