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 19日夜に多摩川の両岸で開催される予定だった「世田谷区たまがわ花火大会」と「川崎市制記念多摩川花火大会」は、ともに荒天のため中止となった。

 会場周辺はこの日夕、激しい雷雨や暴風に見舞われ、ひょうも降った。

 川崎市によると、強風の影響で会場に出店していた露天商の油がこぼれ、調理していた人がやけどを負った事故が2件報告されたという。同市の青井満・観光プロモーション推進課長は「1年間準備してきて、有料の協賛席も完売していた。市民も楽しみにしていたので残念」と話した。

 両花火大会は例年、合計で約60万人を動員。今回は計1万2千発超の花火を打ち上げる予定だった。新たな試みとしてお披露目されるはずだった障害者がデザインした花火について、日本花火推進協力会の小勝敏克会長は「準備した花火玉の状態をチェックした上で、どこかで打ち上げたいと思っている」と語った。(野村周平)