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 シンガー・ソングライターの松山千春さん(61)が20日、遅延した全日空の飛行機内で自身の代表曲を歌い、乗客を和ませた。当時の様子がSNS上の投稿で広まると、「すてきです」などと称賛するコメントが多く寄せられた。

 全日空などによると、遅延したのは20日午前11時55分に出発予定だった新千歳発大阪(伊丹)行きの便。保安検査場が混雑し、すべての乗客が搭乗するのを待つため、出発が約1時間遅れたという。

 松山さんはこの便に偶然乗り合わせており、機長の許可を受けて機内用のマイクを借りると、乗客に「いらだつでしょうが、みんな苦労していますから待ちましょう。『旅は道連れ』ですから、一緒に旅行を終えましょう」と語りかけた。続けて代表曲「大空と大地の中で」の一部を披露したという。

 この様子が投稿されると「自分に出来ることをする。すてきです」「機内が一気に和んだことでしょう」などといったコメントが投稿された。

 松山さんは同日夜のラジオ番組で、「みんなの気持ちを考えたら何とかしなきゃと。機長さんもよく許してくれたと思った。うそみたいな話でした」と振り返った。(佐藤啓介)