[PR]

 広島県廿日市市の宮島水族館で飼育されていたクジラの仲間、スナメリ「P1」(メス)が20日、死んだ。同館が22日に発表した。同館によると、P1は推定年齢39歳で、国内最高齢。人間で言えば、100歳以上にあたると考えられるという。

 P1は同県福山市沖で捕獲され、1982年5月から同館で飼育されていた。これまでに5頭を出産。さらにその子どもも3頭生まれるなど、孫の世代まで繁殖させることができた国内初のケースだったという。

 ここ数年は夏になると、暑さのため、食欲不振が続いて体調を崩す傾向にあった。今夏も体内に水分を取り込めなくなって脱水症状に陥り、飼育員が点滴の投与などをしていたという。(池上碧)