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 未明に燃え広がった炎は2階建てアパートを一気に包んだ。秋田県横手市で22日に起きた火災。半世紀前に建てられた木造の住まいの焼け跡からは、次々と遺体が見つかった。アパートには、生活保護を受ける人が多く暮らしていた。

「受け皿」住宅、病院が紹介も

 「猛烈な勢いの火が廊下中に渡っていた。熱風が顔に当たり、驚きで声が出なかった」

 出火元となったアパート「かねや南町ハイツ」の2階に住む管理人の男性(63)は、当時の建物内の様子をそう振り返った。自室の窓から配管を伝って外に逃げたという。

 秋田県警横手署などによると、火災で木造2階建てのアパート(約470平方メートル)が全焼。隣接する空き家2棟と市の子育て支援施設「わんぱく館」にも燃え広がった。アパートは築50年ほどで、部屋はすべて和室6畳。1階の13部屋に11人、2階の15部屋に14人が入居していて、2階の5人の安否が分からなくなっている。

 アパートを経営するのは、市内で仕出しや配食などをする「よこてフードサービス」。同社によると、アパートでは日曜、祝日以外の朝夕に食事を提供していて、料金は1室で月5万1840円(税込み)だ。

 横手市消防本部によると、2012年に立ち入り検査をし、消火器や誘導標識などに問題はなかったという。同社の佐々木安弘社長(48)によると、2年前に同社が経営する別のアパートで火災があったため、今回のアパートでは全部屋で火気の使用を禁止し、調理器もガスからIHに換えた。避難訓練などを年4回実施し、警備システムも導入していた。

 横手市社会福祉課によると、入…

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