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 自然保護の象徴的な存在であるオオタカについて、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種(希少種)の指定を、環境省が9月21日に解除する。23日の有識者小委員会で了承された。個体数の回復による指定解除は、奄美大島などにすむ鳥のルリカケスに次いで2例目。

 希少種は捕獲や輸出入が原則として禁止される。オオタカの場合、希少種の指定解除後も鳥獣法の保護対象のため、捕獲などは規制される。今後も生息数を監視するなどし、減少が確認されれば再指定を検討する。

 オオタカをめぐっては、個体数の回復などから、環境省が2013年5月に指定解除に向けた検討を始め、今年5月に解除方針を決めた。一方、環境保護団体などからは生息地となる里山の開発が進むと懸念する声が根強い。(小坪遊