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 1970年代にニュータウンとして開発が進んだ大阪府池田市の伏尾台地区。高齢化が進み、廃校となった小学校の旧校舎に2年前、不登校の子どもたちが通うフリースクールが入った。地元の住民は、にぎわいが戻ったと歓迎。校内の食堂などで交流が芽生えている。

 旧伏尾台小学校の跡地(池田市伏尾台2丁目)の校庭で26日、地域の夏祭りが開かれた。地元の住民による屋台が並ぶ一角で、旧校舎を使うフリースクールも店を出した。せんべいに目玉焼きをのせた「たません」を販売。生徒たちも手伝った。

 同小学校が廃校になったのは2015年。その後、旧校舎を利用したのが、NPO法人「トイボックス」(大阪市西区)運営のフリースクール「スマイルファクトリー」だ。不登校や発達障害の生徒ら、主に小学生から高校生まで80人ほどが利用している。

 市の委託を受けた「公設民営」。スタッフが学習進度に合わせて勉強を教えている。小・中学生はもとの学校に籍を残し、ここでの出席が在籍校での出席に換算される。

 市内の別の場所で03年に開校したが、生徒が増えて手狭になっていたころ、市から旧伏尾台小の校舎跡への移転を提案された。地元住民から「ぜひ来てほしい」と歓迎されたこともあり、移転を決めた。

 フリースクール側が心がけてきたのが、地域との交流だ。「子どもたちが自立して生きていくためには、地域とのつながりが不可欠」と校長の白井智子さん(44)。昨年10月、地元の住民も集まれる食堂「スマイルキッチン」を始めた。

 原則、毎週土曜日の昼にオープ…

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