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 京都、大阪、兵庫で起きた青酸化合物による連続不審死事件で、殺人罪などに問われた筧(かけひ)千佐子被告(70)=京都府向日市=の裁判員裁判が25日、京都地裁であり、罪に問われた4事件のうち、被告の交際相手だった神戸市北区、末広利明さん(当時79)に青酸を飲ませて殺害しようとしたとされる強盗殺人未遂事件の審理が始まった。

 審理は、いずれも死亡した夫勇夫さん(同75)、交際相手の本田正徳さん(同71)の事件に続いて3件目。起訴状によると、被告は2007年12月18日午後2時ごろ、借金約4千万円の返済を免れようと、神戸市中央区で末広さんに青酸化合物を飲ませて殺害しようとしたとされる。

 末広さんは倒れてから1年半後に死亡。病死と診断され、血液などから青酸化合物は検出されていない。検察側は冒頭陳述で、診療記録から「青酸中毒の症状と矛盾はない」と主張。一方、弁護側は「被告が青酸を飲ませた証拠はない」と反論し、他の事件同様、被告は無罪だと主張した。

 末広さん事件の審理は9月6日…

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