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 埼玉県熊谷市や前橋市のスーパーの総菜店で買ったポテトサラダを食べた人が下痢や腹痛を訴えた問題で、群馬県高崎市保健所は23日、ポテトサラダをつくって出荷した市内の食品加工会社に立ち入り調査した。腸管出血性大腸菌O157が検出された人らが食べたのと同じ今月6、7両日に出荷されたポテトサラダの残りを検査したが、O157は検出されなかった、と発表した。

 埼玉県内では、同じ系列の総菜店でポテトサラダを買って食べた4~69歳の男女計13人が下痢や腹痛などを訴え、うち9人の便からO157が検出された。また、前橋市保健所などによると、群馬県内でも、ポテトサラダを食べた後に発症し、O157に感染していた人が3人いることがわかった。発症者は両県で計16人になった。

 ポテトサラダの主な原材料はジャガイモ、ニンジン、キュウリ、タマネギ、キャベツで、高崎市内の別の業者が皮をむいたりカットしたりして加工会社に納入。この際、塩素剤による消毒などがされたというが、高崎市保健所はこの業者にも状況を確認する。市保健所はこの日、埼玉県側にO157が検出されなかったことや「(施設内に)衛生管理上、明らかに不適切な箇所は確認できなかった」と伝えた。

 埼玉県で重症化して意識不明だった女児(5)は、県によると、家族の呼びかけに応じるようになったという。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(日高敏景、上田雅文、平良孝陽)