拡大する写真・図版 赤福餅の包み紙。裏に「到来の赤福もちや伊勢の春 子規」とある。左隣の句は高浜虚子の「旅は春赤福餅の店に立つ」で、こちらは虚子の全集に収録されている

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 「到来の赤福もちや伊勢の春」。伊勢土産として有名な和菓子「赤福餅」の包み紙に長年書かれてきた俳句がある。販売元の赤福(三重県伊勢市)によると、松山市出身の俳人・正岡子規(1867~1902)による作品と伝えられてきたが、今年になって「裏付け資料が見つからない」と指摘された。赤福側は「情報を持っている方がいれば教えてほしい」と呼びかけている。

 赤福は江戸時代の1707(宝永4)年創業。当初からあんころ餅を売り、お餅の上にこしあんをのせた赤福餅で知られる。

 「到来」の句は1911(明治44)年ごろから100年以上、包み紙に記載してきた。1900(明治33)年、門弟の山本勾玉から赤福餅を土産に受け取った子規が、ありし日の伊勢参りを懐かしんでこの句を詠んだ――。そんなエピソードが創業家で語り継がれ、赤福のホームページでも紹介されている。

 この句に疑問が投げかけられた…

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