臍帯血販売業者を逮捕へ 無届けの治療に関わった疑い

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 全国のクリニックで他人の臍帯血(さいたいけつ)を使った再生医療が国に無届けで行われていた問題で、愛媛、高知、京都、茨城の4府県警の合同捜査本部は、臍帯血をクリニックに販売していた業者ら数人を、無届けの治療に関わったとして再生医療安全性確保法違反容疑で27日にも逮捕する方針を固めた。捜査関係者が明らかにした。同法違反で刑事事件が立件されるのは全国で初めて。

 臍帯血はへその緒や胎盤に含まれる血液で、血液細胞の元になる幹細胞が含まれている。2014年に施行された同法で、15年11月以降に他人の細胞を移植する際に国へ治療計画を提出することが必要になった。違反した場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる。

 捜査関係者によると、無届けで移植された臍帯血は、09年に破産した民間臍帯血バンク「つくばブレーンズ」(茨城県つくば市)が保管していたもの。バンクの株主が代表を務める臍帯血販売会社が約800人分の臍帯血を入手し、京都市の医療法人に約200人分、福岡市の医療関連会社に約100人分を販売したという。この業者はさらに東京や大阪などのクリニックに臍帯血を転売し、京都の医療法人は自らもがん治療などの目的で臍帯血の移植手術を無届けで行っていたという。

 捜査本部は、これらの業者が…

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