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 無登録のまま象牙を取引したとして、警視庁は25日、東京都台東区の古物商の男性社長(41)や客ら計12人を種の保存法違反(譲り渡しなどの禁止)容疑で書類送検し、発表した。いずれも容疑を認めているという。同庁は法人としての同社など2社も同容疑で書類送検した。

 生活環境課によると、社長の送検容疑は2015年12月~16年1月、環境相への登録がない象牙9本(計約240万円相当)を客6人から買い取り目的で預かったというもの。同社が、登録業務をする自然環境研究センター(自然研、東京)への申請を代行し、登録後に買い取る予定だったという。社長は「象牙の鑑定に必要なので、預かることは違法にならないと思っていた。自然研が適切に指導してくれていればよかった」と話しているという。

 種の保存法では無登録の象牙について、有償で譲ったり無償で引き渡したりすることを禁止している。