天皇、皇后両陛下は27日、草津町の草津音楽の森国際コンサートホールを訪れ、第38回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルを鑑賞した。両陛下の草津訪問は3年連続で9回目となる。

 鑑賞に先立ち、皇后さまはワークショップに参加し、ピアノ演奏を披露した。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターなどを務めたウェルナー・ヒンクさんのバイオリンに合わせ、チャイコフスキーの作品などを弾いた。

 ヒンクさんは「チャイコフスキーに必要な心の動きが出ていて良い演奏でした。皇后さまは練習も重ねていて、とても自然な表現をする方です」と話した。ワークショップを終え、皇后さまは「美しい音で導いていただきました。すばらしい先生方と環境に感謝しています」と感想を述べた。

 その後、両陛下はコンサートホールで同管弦楽団の首席フルート奏者カールハインツ・シュッツさんのリサイタルを鑑賞した。入退場の時には会場から大きな拍手がわき、両陛下は手を振って応えていた。両陛下をお迎えした大沢正明知事は「1年ぶりにお会いして、富岡製糸場や渋沢栄一のことなどを話しました」と振り返った。

 両陛下は29日まで県内に滞在する予定。