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 2027年開業予定のリニア中央新幹線を巡り、町内を通る予定の軌道に、騒音対策などのための「防音防災フード」を設置するべきか、どうか――。富士川町の志村学町長は28日の定例記者会見で、町民の意向を問う住民投票を行う方針を明らかにした。9月8日開会の定例町議会に関係条例案などを提出する。こうしたリニアのフード設置を巡る住民投票について、町は「全国でも初ではないか」としている。

 町とJR東海の環境影響評価書などによると、リニアの軌道は、町を南北に縦断する形で約12・4キロ計画されている。そのうち、約2・6キロが「明かり区間」と呼ばれる地上走行部分。かまぼこ形に軌道を覆うフードの範囲は、まだ決まっていないが、環境影響評価書では、おおむね住宅地はフード、農業地域など民家が比較的少ない地域は防音壁と想定している。

 しかし、町内では今年5月、フードとされていない天神中條地区の住民有志らが県に対してフード設置を求める要請活動を行うなど、騒音を心配する声が上がっている。一方、フードを付けることで構造物がより高くなり、軌道近くの田畑などで日照不足を不安視する向きもある。

 志村町長は「今後、地域の意思…

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