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 東京や大阪などのクリニックで他人の臍帯血(さいたいけつ)を使った無届けの再生医療が行われていた事件を受け、厚生労働省は28日、同省のサイトに掲載してきた再生医療を提供する医療機関の公表を一時停止し、掲載基準を見直すことを決めた。

 一覧には医療機関名や住所、実施責任者などを掲載。今回の事件で逮捕された医師が院長を務めるクリニックや、厚労省が臍帯血移植を一時停止する緊急命令を出したクリニックも含まれていた。再生医療安全性確保法に基づき、臍帯血移植とは別の再生医療の計画を届け出ていたため、掲載していたという。

 現状では適切な再生医療を実施する医療機関を見分けることが難しいと判断した。掲載基準は今後、早急に検討する。(野中良祐