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 中国・上海で7月にあった世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトル戦で新王者になった熊谷市出身の木村翔選手(28)に8月30日、市特別表彰が贈られた。

 木村選手はチャンピオンベルトを手に、父の芦川孝之さんと所属ジムの青木ボクシングジム会長の有吉将之さんとともに市役所を訪問した。市立玉井小、玉井中に進み、「強くなりたい」との思いから、中2で地元のボクシングジムでボクシングを始めた。県立本庄北高でボクシング部に在籍。一度は競技から離れたが、24歳でプロデビューした。

 20歳の時に母真由美さんを病気で亡くした。今年のお盆には、深谷市内の墓の前で世界王者になったことを報告したという。木村選手は「一時、挫折したことがあったけど、夢を持ってやってきてよかった。防衛を重ねてチャンピオンでい続けて、熊谷に恩返ししていきたい」と語った。(田中正一)