京都)「カレーライスを一から作る」、10月に映画上映

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大村治郎
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 カレーライス食材だけでなく食もすべて手作りした、探検家で医師の関野吉晴さんと大学生の活動を追ったドキュメンタリー映画「カレーライスを一から作る」(前田亜紀監督)が10月7日から27日まで、下京区四条烏丸の京都シネマで上映される。これにあわせて10月8日、左京区吉田本町の京都大で、関野さんと霊長類学者の山極寿一・京大総長の対談イベント「一から作ることによる学び」が開かれる。

 映画が取り上げたのは、武蔵野美術大(東京都小平市)の教授を務める関野さんが学生と取り組んだ課外ゼミ。関野さんは植村直己冒険賞を受賞した探検家で、物事の最初はどうなっているのか、自分たちで育てた命を食べるとはどういうことかを学生たちと探った。

 カレーライス作りに使う野菜や米、調味料、香辛料もすべて自分たちで作り、烏骨鶏(うこっけい)やホロホロ鳥をヒナから育てた。食器も手作りした。カレーライスを口にするまでに9カ月かかったという。映画は、命を食べて生きる人間の基本的な営みを見つめ直す内容となっている。

 関野さんと山極総長は旧知の…

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