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 運転免許の自主返納が今年7月末までに26万62件(暫定値)あり、このうち75歳以上は14万3261件に上ることが、警察庁のまとめでわかった。75歳以上は昨年1年間の16万2341件に迫る数。警察庁は「高齢運転者の問題への社会的関心の高まりや、返納制度が広く知られるようになったことが背景にあるのでは」とみている。

 返納件数は年々増えており、昨年は全体で34万5313件とこの10年間で約18倍になった。今年は全体で昨年の約1・3倍、75歳以上でみると約1・5倍のペースだ。

 自主返納すると、身分証として使える運転経歴証明書の交付を申請できる。自治体などによって公共交通機関の利用料補助といった各種特典も得られる。75歳以上の運転者の認知機能検査を強化した改正道路交通法が今年3月に施行された。認知機能検査で「認知症のおそれがある」と判定された人に警察や医師が自主返納を勧めるケースもあるという。

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