【動画】だんじり祭をPRするポスターの下の方に、9月始まりのカレンダーがある=遠藤隆史撮影
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「まだまだ勝手に関西遺産」

 「岸和田に、9月から始まるカレンダーがあるらしいよ」

 去年、北海道出身の妻(32)が教えてくれた。同い年の私は東京出身で、大阪生活はまだ4年目だ。

 「なんで?」とたずねると、妻は「だんじり祭が9月にあるからだって」と言う。むむむ、これはまさに関西遺産の予感。いつか取材しようと、機をうかがっていた。

 そして今年。1年分の思いを胸に大阪・岸和田市を訪ねると、お目当ての品はすぐ見つかった。縦約70センチ、横約50センチのだんじり祭をPRするポスターの下の方にカレンダーがあった。始まりは9月。終わりが来年9月。――あれ? 13カ月?

 「岸和田では、盆より、正月より、だんじり祭。1年が祭りで始まって、祭りで終わる。だから、カレンダーにも9月が2回あるんや」

 そう誇らしげに説明してくれたのは徳田孝幸さん(54)。岸和田だんじり祭運営組織のトップに君臨する「年番(ねんばん)」の年番長だ。年番は市内22町の代表者で構成される。

 年番は毎年、祭りをPRするポスターを大小2種類作り、2008年から小サイズにカレンダーを載せ始めた。ポスターは非売品。町会や協賛企業、役所などに配る。

 街を歩けば、お好み焼き屋など…

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