写真・図版

  • 写真・図版
[PR]

 脳内で食欲を抑えられなくなるメカニズムを発見したと、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などの研究グループが発表した。将来は肥満の治療への応用が期待されるという。14日に英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

 食欲は、脂肪細胞から放出されるレプチンというホルモンが脳の摂食中枢に作用し、コントロールされる。肥満の人はレプチンの働きが弱くなり、食欲が抑えられなくなることが知られていたが、その仕組みはこれまでわかっていなかった。

 新谷隆史准教授(神経生物学)らの研究グループは、脳細胞内にある酵素「PTPRJ」がレプチンの働きを抑えることを発見。脂肪が増えると、PTPRJが細胞内で増え、レプチンの働きを抑えて食欲を抑制しにくくなることを解明したという。

 同じ条件でマウスを12週間飼…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。