カウンター3席に、テーブル三つ。小さな店の厨房(ちゅうぼう)で、アルバイトの成田湖葉里(こより)さん(24)がニンジンを刻む。包丁さばきを教えてくれた「駅長」が店に立つことは、もうない。
東京都目黒区にあるカレー専門店「ナイアガラ」。入り口には踏切の警報機、壁には機関車のナンバープレートが並ぶ。「駅長」こと内藤博敏さんの鉄道への思いが詰まった店だ。
81歳になったばかりの駅長が、店の前で倒れたのは昨年の秋。それから成田さんは、ほぼ1人で昼の厨房を切り盛りするようになった。
ある日、野菜がすぐ足りなくな…
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り:597文字/全文:838文字
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
トップニュース
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部