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 男性最高齢の112歳になる野中正造(まさぞう)さんは、雌阿寒岳のふもとの温泉旅館で静かな時間を過ごしている。父親(故人)の創業した「野中温泉」の2代目として旅館を守ってきた。

 食べ物に好き嫌いはなく、毎朝、新聞に目を通すのが日課だ。テレビのプロ野球中継を見るのが楽しみで、日本ハムがお気に入りという。車いすで生活し、筆談でのやりとりが多くなった。ただ、大好物の甘い物を食べると、「うまかった」と言葉に出して、指で「OKサイン」をして笑顔を見せることもある。

 同居する長男(故人)の妻徳子さん(77)は「マイペースで過ごしているのが長生きの秘訣(ひけつ)でしょう」と見守っている。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(池田敏行)