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 「宇宙の日」(9月12日)を記念した作文絵画コンテスト(主催・文部科学省、国立天文台など、メディアパートナー・朝日新聞デジタル)の表彰式が17日、東京・お台場の日本科学未来館で開かれた。「宇宙の日」は、元宇宙飛行士の毛利衛さんを乗せたスペースシャトルが打ち上げられた日。表彰式には受賞者や保護者ら約30人が参加して表彰状を受け取った。

 コンテストのテーマは「月へ」。全国の小中学生から作文と絵画計1万4099点の応募があった。表彰式にはグランプリ「文部科学大臣賞」と特別賞「宇宙政策担当大臣賞」などの受賞者が出席した。

 文部科学大臣賞と朝日新聞デジタル賞を受賞した、東京都西東京市立田無第四中学校3年の鞠子(まりこ)けやきさん(14)は「地球の未来を守るための月のあり方」という題で月面探査や資源開発について作文を書いた。「もし月に行くことができたら、汚れた地球ではなく美しい海と大地を見たい。そのために地球の環境を守っていきたい」と話した。

 同じく二つの賞に選ばれた、相模原市立内郷小学校6年の中条匠晴(たくはる)さん(11)は、車などの機械が大好きだ。絵画には月面探査の国際レースに日本から挑戦するチーム「HAKUTO(ハクト)」の探査車「SORATO(ソラト)」や、国際宇宙ステーション(ISS)の中で画像を撮影するボール形ロボット「Int―Ball(イントボール)」などを描いた。「将来は宇宙探査車を作りたい」と受賞の喜びを語った。

 会場では、アポロ16号が月から持ち帰った石が特別に参加者に披露され、子どもたちは歓声を上げながら見入っていた。

 表彰式の後、金星探査機「あかつき」に携わっている宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所の佐藤毅彦教授が講演した。「隕石(いんせき)から地表を守る大気がないなど月はまだまだチャレンジングな場所だが、火星探査など宇宙開発の拠点となりつつある。みなさんのような若い世代が力を合わせて英知を結集してほしい」と子どもたちに語りかけた。

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 文部科学大臣賞と宇宙政策担当大臣賞を含めた計18点の主催者賞受賞作品は朝日新聞デジタルの特集ページ(http://www.asahi.com/special/rocket/contest/)で紹介しています。(山本晋)