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 「行きたくない街」の枕詞(まくらことば)が付けられ、市民自身からも「魅力がない」と言われる名古屋。「名古屋をもっと自慢しよう」という本が8月末、出版された。タイトルは「なごやじまん」(ぴあ、税抜き1500円)。表紙には「名古屋でブランド力が絶大」と筆者が考える、百貨店「松坂屋」の包装紙のカトレア模様があしらわれ、「名古屋愛」にあふれている。

 「名古屋の喫茶店」など数多くの「名古屋本」を出してきたフリーライターの大竹敏之さん(52)が「地元の人に名古屋を好きになってもらおう」と執筆した。

 松坂屋や徳川美術館、東山動植物園など、おなじみの場所を取りあげたコーナーでは、ちょっとした自慢を盛り込んだ。松坂屋は「『日本初』は東京の店舗を含めて、制服、土足入場、エレベーターガール(中略)、お子様ランチなど数知れず」。徳川美術館を「世界的に有名な国宝『源氏物語絵巻』も!(ある)」と紹介し、東山動植物園の欄では「飼育展示する動物の種類は約500種と日本一!」と記述した。

 有名施設のほかにも、店頭に並べる書籍の選び方で定評のある「ちくさ正文館書店」(名古屋市千種区)や、トークイベントを積極的に開き、「文化系飲食店」をうたっている「ボクモ」(中区)など通好みのスポットも紹介する。

 名古屋めしの「誤解」にも触れる。「うどんを平たくしただけ」と思われがちなきしめんは、名古屋独特の手打ち製麺によって「薄いのにコシがある」状態になること、「もらってもうれしくない」と指摘されることがあるういろうは、昔ながらの製法なら、えも言われぬ歯ごたえと味が出ること――。地元でも意外に知られていない魅力を詰め込んだ。

 出版のきっかけは昨年、大手週…

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