天皇、皇后両陛下が20日、日高市の高麗(こま)神社や巾着田曼珠沙華(きんちゃくだまんじゅしゃげ)公園などを訪れた。両陛下の県内訪問は、雪害被害の視察で深谷市などを訪れた2014年11月以来で、この日は沿道で大勢の市民らが出迎えた。

 両陛下は、高麗神社の学芸員の説明を聞きながら見学し約3時間滞在した。高麗文康宮司によると、天皇陛下から「高句麗の滅亡はいつですか」などの質問があったという。「高句麗の歴史にとても関心を持たれていた。いらして頂いてとても名誉に感じます」と話していた。

 巾着田曼珠沙華公園では、約500万本のヒガンバナが見頃を迎えていた。案内役を務めた谷ケ崎照雄・日高市長は、「とりわけ皇后様がとても感激した様子でうれしかった。お目にかかれて、市民も喜んでいると思う」と話した。同市は、沿道の市民向けに1万本の旗を用意したが「全部配っても足りない状態だった」という。(羽毛田弘志)