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 県は20日、笠岡市の事業所で強い毒をもつ外来種ヒアリの女王アリ1匹が見つかったと発表した。15日に荷ほどきされた積み荷の中から見つかった。県内でヒアリが確認されたのは、倉敷市の水島港国際コンテナターミナルに続いて2カ所目となる。

 自然環境課によると、10日、積み荷が入ったコンテナを載せた貨物船が中国・アモイ港から出港。14日に神戸市の神戸港でコンテナが陸揚げされた。積み荷は14~15日に笠岡市の事業所に陸送されたという。

 事業所が環境省の「ヒアリ相談ダイヤル」に通報し、専門家の鑑定の結果、18日にヒアリだと確認された。同課の担当者は「県内でヒアリが港湾施設以外で見つかったのは初めて。今後いっそう緊張感を持って対策にあたっていきたい」と話している。県は今月末にも、行政関係者や港湾専門家らによる有識者会議を設置し、ヒアリ対策を強化する予定。(村上友里)