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 大相撲秋場所(東京・国技館)で初めて番付表にしこ名が載った序ノ口の庄司=武蔵川部屋=が、13日目の22日、7戦全勝で優勝した。埼玉大を今夏中退した23歳で、国立大出身では4人目の力士だ。

 本名・庄司向志(ひさし)。秋田県美郷町出身で、小学校で相撲道場に通い始めた。地元に近い横手高から相撲部のある埼玉大へ進学。工学部電気電子システム工学科で学びながら、数人しかいない相撲部で腕を磨いた。現在は身長190センチ、143キロの体格を生かした寄りや押しを得意としている。

 角界入りを決意したのは、留年して5年生になっていた今年名古屋場所の前。卒業に必要な単位が「結構残っていた」うえ、2015年のインカレ個人でベスト32に入れた手応えが、背中を押した。

 過去の国立大出身力士は一ノ矢(琉球大)、弓の里(高知大)、舛名大(名古屋大)で、みな関取にはなれずに引退している。国立大出身初の十両昇進に向け、庄司は「2、3年で上がれるように頑張りたい」と話した。