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 「どこが痛いですか?」「アレルギーはありますか?」。救急隊員が聴覚障害のある患者とのコミュニケーションに必要な手話を学ぶ講習会が21日、富山県滑川市の滑川消防署で開かれた。

 市ろうあ福祉協会と手話サークル「めばえの会」のメンバーが講師役となって手話を実習。あいさつや自己紹介などの基本的な手話に続いて、救急現場で必要な手話を習った。

 同消防署の署員26人はほとんどが救急現場にも出動する。署員から「年齢を尋ねる手話は?」「救急車への付添人がどこにいるか尋ねる時は?」との質問も出た。救急係の奥野達矢さん(33)は「使わないと忘れてしまう。急な現場でも使えるように使い続ける機会を作りたい」と話した。

 滑川市は今年3月、手話に関する施策を進める責務が市にあると定めた手話言語条例を制定。市職員に講習会を実施したほか、今後は老人福祉施設や学校でも講習会を開く。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(高津守)