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 日本国内で8月下旬に起きた大規模なネット通信障害で、接続サービス大手「OCN」につながる国内通信の大半が一時、米IT大手グーグルを経由する「太平洋往復ルート」に切り替わっていたことが関係者への取材で分かった。原因はグーグル側の短時間の設定ミスだったが、その結果、通信の遅延やパンクが連鎖的に起き、日本全体のネット通信が一時まひする事態になった。

 大規模障害が起きたのは8月25日午後。人気アプリ「LINE」「メルカリ」や電子マネー「Suica(スイカ)」、証券会社や金融機関の取引など多くのサービスが一時ストップした。

 複数の関係者によると、グーグルはその日、世界の通信事業者間を網の目のように結ぶ約66万通りの通信経路のうち、約11万経路を変更する通知を事業者に流した。通信をスムーズにする目的だったとみられるが、その中で「OCNにつながる通信はグーグルの通信装置を経由する」と誤った設定の通知が流れた。

 ネットは事業者どうしの「相互信頼」に基づき、通知を即座に反映する仕組みになっているため、OCNにつながる通信のほとんどが一時、いったん米国の装置を経由し、日本に戻ってくるルートに変わった。大回りになった結果、通信の遅延やパンクが起きたとみられる。

 グーグルは8分後にミスを修正…

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