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 大相撲の三段目・炎鵬(22)=本名中村友哉、石川県出身、宮城野部屋=が秋場所(東京・国技館)13日目の22日、7戦全勝とし、序ノ口デビューからの連勝を昭和以降4位タイの「21」に伸ばした。

 身長169センチで、体重は95キロほど。兄弟子の幕内石浦を一回り小さくしたような筋肉質の体で、低く、速い相撲が武器だ。

 金沢学院大時代に西日本学生選手権を制したほか、世界選手権軽量級(85キロ未満)を連覇した。同部屋の横綱白鵬からスカウトされて今年春場所に初土俵を踏むと、夏場所で序ノ口優勝、名古屋で序二段優勝、そして今場所も7番すべて取り終え、なお黒星がない。

 連勝記録の1位は、幕内経験がある佐久間山(現在幕下の常幸龍)。「正直ここまで(連勝で)行けるとは思ってなかった」と本人は言うものの、11月の九州場所は最多記録に届くかが注目される。

 ここまでの快進撃の「原動力」に、白鵬の存在を挙げる。「一番一番にかける思い、集中力。勉強になります」。横綱からは、「1年半から2年で関取になってもらいたい。大銀杏が結えるようになる前にね」と期待をかけられている。丸刈りに近い長さで入門した炎鵬の髪は、まだ肩まで伸びていない。

 いま炎鵬が意識を向けるのは、連勝記録でなく今場所千秋楽にある三段目優勝決定戦。「気負わず、楽に行きたい」と、3場所連続優勝に向けて意気込みを語った。(鈴木健輔)