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 大相撲秋場所(国技館)千秋楽の24日、富山市出身の関取・朝乃山(23)=本名・石橋広暉、東前頭16枚目、高砂部屋=は、千代大龍=西前頭3枚目、九重部屋=を押し出しで下し、初の敢闘賞受賞を決めた。新入幕で臨んだ今場所を10勝5敗で締めくくり、故郷の富山市呉羽町でも歓喜の声が上がった。

 初めての三賞入賞がかかった一番。体重が20キロ以上重い千代大龍を、立ち合いから一気に土俵際へ追い込んだ。

 呉羽町の貴船巻公民館では、住民約30人がテレビの前で声援を送った。朝乃山が土俵に上がると「がんばれ!広暉」のコール。勝利が決まると万歳で喜び、さっそく祝勝会を開いた。

 貴船巻町内会の酒井辰夫会長(64)は「前に行く気持ちが出ていた今場所。新入幕で敢闘賞まで勝ち取るとはすごい」。遠縁の親戚という酒井満さん(76)は「これからも練習して、横綱を目指して欲しい」と話した。(山西厚)