【動画】クルディスタン地域政府の旗を掲げる独立賛成派の集会でバルザニ大統領が演説=杉本康弘撮影
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 「国を持たない世界最大の民族」と呼ばれるクルド人を主体とするイラク北部の自治政府、「クルディスタン地域政府」(KRG)は25日、イラクからの独立の賛否を問う住民投票を行う。KRGのバルザニ大統領は22日、「首都」アルビルで開かれた独立賛成派の集会で演説。「投票は(イラク政府への)従属か自由かの選択だ」と訴え、予定通り実施すると宣言した。

 会場となったサッカー場は、約5万人の参加者で埋め尽くされた。参加者は「さようならイラク」と書かれた横断幕を掲げたり、KRGの旗を振ったりして独立の実現を訴えた。

 今回の住民投票をめぐっては、イラクを分裂させ、中東をさらに不安定にさせるとして、イラク政府、トルコやイランなどの周辺国、米国などがこぞって中止を求めている。(アルビル=渡辺丘)

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