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電通、ずさん労務管理 初公判で指摘 検察側

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 「働き方改革」に大きな影響を与えた広告大手・電通の違法残業事件で、経営トップが出廷して正式な刑事裁判が開かれた。法人としての電通を略式起訴した検察に対し、東京簡裁が「書面だけの審理は不相当」と判断したことで開かれた初公判。罰金刑の略式命令で事件を終わらせなかったことで、電通のずさんな労務管理の実態が見えてきた。

是正勧告に「小手先の対応」

 電通の山本敏博社長(59)はスーツ姿で入廷。菊地努裁判官が証言台の前に立つように促すと、過労自殺した新入社員、高橋まつりさん(当時24)の母幸美さん(54)に向かって深く一礼し、緊張した面持ちで証言台に向かった。

 検察側の冒頭陳述で明らかに…

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