バイビー、死語の世界からよみがえる 人気ドラマにも
広瀬隆之
「バイビー!」。9月まで放送されたテレビドラマ「過保護のカホコ」で使われた別れの際の言葉が、視聴者の間で話題になりました。
バイビーは1980年代にお笑い番組などで使われ、若者を中心に流行しました。「現代用語の基礎知識」(自由国民社)は、83年版の「若者用語の解説」の項で「バイバイ・ベイビーの短縮」と紹介しています。
しかし、バブル崩壊の頃から使われなくなり、「死語」ともされました。いま、国語辞書などで探しても見当たりません。
NTTドコモは5月、事前に設定された「終話ワード」を言ってスマートフォンを耳から離すだけで自動的に電話が切れるサービスを始めました。耳に当てると通話が始められる機能などと合わせ、「スグ電」というサービス名を付けています。
終話ワードは30種。「じゃ…