【動画】除幕された御嶽山噴火災害犠牲者慰霊碑と黙祷し献花する遺族ら=小川智撮影
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 死者・行方不明者63人を出した御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境)の噴火災害から3年となった27日、ふもとの長野県木曽町三岳の太陽の丘公園で、夕方から地元住民による慰霊式があった。雨が降る中、約100人が参加し、犠牲者の数と同じ63本のろうそくに火をともして祈りを捧げた。

 午後6時すぎ、雨よけのテントの下、参加者は竹を切って作った63本の「竹灯籠(とうろう)」と、ろうそく63本に火をつけた。そして、犠牲者に黙禱(もくとう)を捧げ、献花台に花を手向けた。主催した三岳地域自治協議会の田ノ上徳延会長は「噴火から3年がたったが、風化させないよう、御嶽の里の住人として、この式を通じて、災害の恐ろしさを伝え続けたい」と話した。

 この日午前には同県王滝村で、追悼式と慰霊碑の除幕式があった。追悼式では、噴火した午前11時52分に合わせ、遺族約100人と出席者らが1分間の黙禱を捧げた。(鶴信吾)