米誌「プレイボーイ」の創刊者ヒュー・ヘフナー氏が27日、老衰のためビバリーヒルズの自宅で死去した。91歳だった。

 同誌を発行するプレイボーイ・エンタープライズ社によると、数々のパーティーが開かれた豪邸「プレイボーイ・マンション」で、家族らに見守られて亡くなったという。

 ヘフナー氏は出版業界で働いた後、1953年に同誌を発刊。創刊号には女優マリリン・モンローさんが登場し、ヌード写真などのグラビアで一躍人気になった。同誌には政治や文化を扱った硬派な読み物も多く、ジョン・アップダイクやガルシア・マルケスなど著名な作家の作品発表の場にもなった。

 ヘフナー氏は、テレビ番組の司会も務め、「プレイボーイ・マンション」にモデルや女優を招き、シルクのパジャマ姿でパーティーを繰り広げる姿が有名になった。開放的な性のとらえ方や言論の自由など、米国の若者の文化に大きな影響を与えた一方、女性を性の道具にしているとの批判も絶えなかった。(サンフランシスコ=宮地ゆう