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 「身代わりロボット」のOriHime(オリヒメ)をご存じですか? サッカーボールぐらいのサイズで、カメラやマイク、スピーカーを装備。無線LANを介してスマートフォンなどの端末とつながり、オリヒメが見ている風景の映像や音声を受け取りながら、操作できます。

 オリヒメを活用し、病院とスタジアムをつなぐ可能性を探る試みを始めました。味の素スタジアム近くの榊原記念病院と協力し、昨年末から入院中の高校生にオリヒメを操作してもらいました。大学生の兄と小学生の弟がオリヒメを抱いて訪れ、最後まで観戦してくれました。兄弟は「一緒に観戦できてうれしい。オリヒメは拍手とかもできるから」。病室の方でも、「彼があんなに大きな声を出して話すのは初めてでした」と看護師から報告がありました。

 人形に近い風貌(ふうぼう)のオリヒメ。テレビ電話とは異なり、コミュニケーションが幅広くなるようです。スタジアムへ来られない事情がある方々にも楽しさを味わってもらえるよう、可能性の模索を続けてまいります。(FC東京 久保田淳・地域コミュニティ統括部長)

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