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 手軽にヨーグルトをつくれる調理家電「ヨーグルトメーカー」が人気です。最近は細かい温度調整ができるものが多く、甘酒や塩こうじなどいろいろな食品もつくれます。

 ヨーグルトメーカーは、種菌となる市販のヨーグルトを混ぜた牛乳を一定の温度に保ち、発酵させる家電だ。牛乳は紙パックのままか専用容器に入れてセットする。温度と時間を設定できる機種が多く、一般的なヨーグルトなら、40度で8時間ほどかければできる。

 JR大阪駅前のヨドバシカメラマルチメディア梅田には10種類ほどが並ぶ。売り場担当の井上智江さんは「昨年くらいから種類が増えた。手軽に紙パックのまま作れる機種が人気です」と話す。同店の今年4~9月の販売台数は昨年の同じ時期に比べ、6割増えたという。

 背景にあるのは、ヨーグルトの消費量の増加だ。総務省の家計調査によると、2016年の1世帯当たりのヨーグルト購入額は平均1万3495円で、5年前の約1・5倍になった。近年は、免疫力を高めるなど乳酸菌のさまざまな効果をうたった高めの商品が人気で、購入額を押し上げている。ヨーグルトメーカーを使えば、牛乳代と種菌代だけで済むので節約できる。

 加えて、最近は20~70度といった幅広い温度設定ができる機種が多く、ヨーグルト以外の食品もつくれる機種もある。井上さんによると、特に人気が高いのは、「健康食品」としてブームになっている甘酒。このほか、鶏ハムやローストビーフなど、60度前後が必要とされる肉の低温調理にも使える。

 ただ、使う際は注意も必要だ。種菌を入れるときに使うスプーンや容器などは熱湯などで消毒する必要がある。また、乳酸菌に詳しい農研機構の木元広実・上級研究員は「市販のヨーグルトと乳酸菌の量や性質まで同じものができるとは限らない」と話す。(新田哲史)

温度と時間を変えていろいろな食品がつくれる

27℃ カスピ海ヨーグルト(7~12時間)

40℃ プレーンヨーグルト(6~10時間)

    ギリシャヨーグルト(7~10時間)

45℃ 納豆(24時間)

60℃ 甘酒(6~10時間)

    塩こうじ(6時間)

65~70℃ 温泉たまご(30分)

       ローストビーフ(3~4時間)

       鶏ハム(3~4時間)

※各メーカーのレシピから

牛乳パックそのままイン

 東京企画販売の「ヨーグルトファクトリープレミアム」は、牛乳パックをそのままセットできる。カスピ海ヨーグルトとプレーンヨーグルトの二つのモードがある。発酵時間を延ばせば酸っぱく、硬くなり、好みに合わせられる。市場想定価格は4298円。

温度調整で甘酒も納豆も

 アイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカープレミアム」は、発酵温度を25~65度の間で設定でき、甘酒や納豆なども作れる。タイマーは1~48時間。発酵容器や、ギリシャヨーグルト用の水切りカップもつく。市場想定価格は7538円。

1度刻みで多彩な料理を

 タニカ電器の「ヨーグルティアS」は、牛乳などを1.2リットルの専用の容器に入れて使う。25度から70度まで1度刻みの設定が可能で、幅広い調理に使える。タイマーは最短30分からで、温泉卵なども作りやすい。希望小売価格は1万800円。

最大99時間まで設定OK

 NUC電子の「クビンス ヨーグルト&チーズメーカー」は、専用容器が2リットルと大きめ。温度は20~65度、時間は最長99時間まで設定でき、梅やカリンなどの酵素ドリンクも作れる。ギリシャヨーグルトやチーズの水切り機能もある。市場想定価格は1万2744円。

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主なメーカーの商品から選びました。価格は税込み(きりとりトレンド)

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